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京都で年越しするけど、何をすればいいの?

御用納め、餅つき、大掃除、そして大晦日。
京都では、大晦日に祇園の八坂神社へ「おけら参り」、除夜の鐘を撞き、年越し蕎麦を戴き、元旦を迎えます。
こんな年末行事のフルコースも、出来なくなってまいりましたが・・・・・。
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「おけら参り」は、大晦日に、八坂神社のおけら灯篭から「御神火」を火縄に授かり、くるくると回しながら自宅に持ち帰り、神棚の灯明に灯したり、雑煮を炊く火種に用いるなどして新年を祝います。燃え残った火縄は「火伏せのお守り」として、台所にお祀りします。 この火種でお雑煮を炊くと、一年間を無病息災に過ごせるそうです。

しかし、「おくどさん」がなくなって、されている人はめっきり少なくなりました。

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そして、除夜の鐘が撞けるのは、列ばなくてはなりませんが、壬生寺 真如堂 清水寺 醍醐寺 永観堂 大覚寺 常寂光寺 高台寺 善峯寺 平等院など沢山あります。よく大晦日のテレビ中継をされる知恩院は一般の参拝者は撞くことはできませんが、ぜひ一度、その重厚な鐘の音を聞いて下さい。

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さて、大晦日といえば「年越し蕎麦」。日本全国に見られる歳末の風物詩のようで、けっこう全国的にも多くの人が召し上がられているようです。また、大晦日に蕎麦を食べる人が多いことから、大晦日の蕎麦屋では持ち帰りのみで店内での営業を休んでいるところもあります。

年越し蕎麦は、八坂神社近辺なら「祇園の権兵衛」であなご蕎麦。

やっぱり「にしんそば」という方なら川端四条南座隣の「松葉本店」です。
昔から、京都では、朝廷への貢物も干魚類が主で、特に『にしん』『たら』は代表的なタンパク源として好んで常食していました。明治の初め、松葉の2代目松野与三吉さんが『にしんそば』を売出し、京都では年越し蕎麦と言えばにしん蕎麦と言われるまでになりました。
ちなみに、麩屋町通三条上ルの河道屋晦日庵のおろし蕎麦も最高ですよ!!
初詣に、観光に・・・・・・・・・・、

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