■1日
競馬会足汰式 上賀茂神社
5日の「競馬会神事」に先立ち、馬の状態を実際に見て組み合わせを決定するための試乗ですが、装束も本格的、ムチを入れての試走も本格的です。
■1~4日
大念仏狂言 神泉苑
壬生狂言から分かれたもので、約30番の曲目の中から毎日数番が上演されます。
大念仏狂言 千本ゑんま堂
足利義満が普賢象桜を賞でたのが縁で花の盛りに行われる念仏狂言は、京都三大念仏狂言のひとつ。
■3日
流鏑馬神事 下鴨神社
葵祭の道中の安全を祈って露払いの儀式として古くから行われている神事です。狩装束の射手が駆ける馬上から矢を射る妙技を披露します。
狸谷山大般若祈願会 狸谷山不動院
交通安全、災難除けの加持祈祷が行われます。
■4日
斎王代女人列御禊神事 上賀茂神社
葵祭のヒロイン「斎王代」と女人列に参加する約50名のみそぎの儀が、「ならの小川」で行われます。
■5日
藤森祭・駈馬神事 藤森神社
端午の節句に武者人形を飾る菖蒲の節句の発祥地と言われている神社。 菖蒲が勝負に通じることから、勝ち運のご利益に恵まれるとも。
藤森祭は1日から。一番の見所である駈馬神事は5日に行われ、氏子が逆立ちや一字書きなどの曲乗りを行うことで全国に知られています。
競馬会神事 上賀茂神社
起こりは寛治7年といわれる由緒ある神事です。乗尻と呼ばれる騎手が安全と必勝を祈る乗尻奉幣の儀等が行われたのち、10頭程の馬が左右つがいになって、速さ、作法などを競います。
歩射神事 下鴨神社
色々な弓矢の神事が行われ、葵祭の無事が祈願されます。
泰山府君祭端午大護摩供 赤山禅院
大護摩供えが行われ、大般若経の転読やご詠歌が奉納されます。
■12日
御蔭祭 下鴨神社
葵祭にむけ神霊を下鴨神社に迎える為の神事が行われます。境内「糺の森」では舞楽「東遊」が奉納されます。
■14日
新日吉祭(いまひえまつり) 新日和神宮
新日吉神宮の祭官が祝詞をあげ、妙法院の門跡が読経するという、神仏混交の珍しい祭事が行われます。800年もの歴史があります。
■15日
葵祭 下鴨神社・上賀茂神社
正式名称「賀茂祭」。平安王朝時代の古式そのままに、「宮中の儀」「路頭の儀」「社頭の儀」から成り立ちます。国家安泰を祈願するため、天皇が幣物(神への供物)を上賀茂・下鴨両社に奉納した「巡行」が始まりといわれる行列は「路頭の儀」にあたり、全国的に有名です。10:30御所を出発、下鴨神社を経て上賀茂神社に至ります。(15:30頃)
松尾大社還幸祭 松尾大社
神輿渡御祭の中心で、今でも氏子の間で「おまつり」と言えばこの祭を意味します。本殿、回廊、拝殿、楼門、各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」とも言われてきました。「賀茂祭」と区別して「松尾の葵祭」とも。
三船祭 車折神社
嵐山・大堰川で優雅に繰り広げられる王朝絵巻。宇多上皇大堰川に御幸の際、船遊びを楽しんだことに始まったといわれます。竜頭船ほか約30艘の船上で奏楽、謡曲、詩歌など大宮人達が楽しんだ優雅な遊びを再現します。
■15日・22日
嵯峨祭 野々宮神社・愛宕神社
16日は神幸祭で清凉寺の御旅所に御輿が勢揃いし、23日に御輿、剣鉾、稚児の行列が嵯峨野一帯を巡行します。 元禄4年、松尾芭蕉も見学したとの記録があるほど長い歴史を誇ります。
■17日
五月満月祭(ウエサクサイ) 鞍馬寺
釈迦の降誕・悟りを開いた日・入滅の日が、全てインド歴の第二月の満月の夜であったという伝承から行われる祭。
太陽暦では四月から五月の満月にあたるため、5月のこの夜行われます。蓮の花様の灯篭が数多く奉納され、満月とあいまって幻想的な空間が浮かび上がります。
■28日
業平忌 十輪寺
六歌仙の一人在原業平の法要が営まれます。晩年この地に住まいしたという業平は、塩を焼いて立ち上る紫煙を見ながら昔の恋人を偲んだともいわれています。舞踊、京舞なども奉納されます。
■30日
御懺法講 三千院
三千院の祭事の中で、最も重要で賑々しい祭事の一つです。声明と雅楽による平安絵巻さながらの伝統ある法要(もともとは天皇家の回向法要)で、かつては御所で行われていたものです。
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春の特別展・特別公開  5月下旬・6月上旬まで
相国寺 春の特別拝観
~6月4日 法堂、方丈、浴室など。
東寺 「宝物館」春の特別公開
~5月25日 密教美術の宝庫です。
詩仙堂 丈山遺宝展
5月25~27日 書を中心とした石川丈山の遺品を公開。
高台寺 春の特別展
~5月8日 桃山美術の傑作といわれる高台寺蒔絵の調度品など、北政所ゆかりの寺宝。
圓徳院 春の特別展
~5月8日 長谷川等伯の襖絵や庭園など。
大徳寺塔頭黄梅院 春の特別公開
~5月8日 本堂、庫裏、唐門は国の重要文化財。中でも庫裏は現存する禅宗寺院における最古のもの。
天龍寺塔頭弘源寺 春の特別公開
~5月15日 本堂から見る嵐山借景は絶品。寺宝・美術品も見られる。
天龍寺塔頭宝厳院 庭園公開
~5月31日 嵐山を借景する「獅子吼の庭」の趣は格別です。
車折(くるまざき)神社 富岡鉄斎展
~5月5日 ここの宮司でもあった鉄斎の作品と愛用の品々
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■春季京都非公開文化財特別拝観 4月29日~5月8日
京都古文化保存協会が実施する特別拝観は、毎回選りすぐりの社寺、文化財で高い人気があります。
拝観料金 … 1箇所につき800円 (中高生/400円) ※一部例外があります。
その他 … 個人の場合予約は要りませんが、法要等により拝観できない日時が生じる場合があります。
        詳しい情報は同協会のホームページ http://www.kobunka.com または
         (財)京都古文化保存協会(℡075-561-1795)でご確認ください。
上賀茂神社
直会殿より本殿・権殿(国宝)参拝、 「遷宮展」、 渉渓園 ほか
大徳寺本坊
国宝 方丈、 国宝 玄関、 重文 狩野探幽筆襖絵、 史跡特別名勝庭園 ほか
大徳寺 真珠庵
重文 方丈、 重文 長谷川等伯筆襖絵、 曾我蛇足筆襖絵、 史跡名勝庭園「七五三の庭」、 重文特別名勝庭園 
妙蓮寺
本堂、奥書院、収蔵庫、 長谷川派筆「松桜図」、 十六羅漢の庭 ほか
冷泉家
重文 冷泉家住宅、 端午の節句飾り、 庭園(斉庭) ほか
※5月1日~5日の5日間のみ。
下鴨神社
本殿<国宝・写真>比良木社<重文> ほか
金戒光明寺 山門
御廟内部、 山門二層内部、 「蟠龍図」 ほか
知恩院三門
国 宝三門二層内部、 加納探幽はじめ狩野派筆天井図、 釈迦牟尼座像、 十六羅漢像、 白木の棺 ほか
建仁寺 大統院
本堂、 円山応挙筆「幽霊図」、 鈴木松年筆「髑髏図」、 青木未来・仁阿道八他:京焼陶器特別展示、 ほか
東寺 五重塔
国宝 五重塔初層内陣、 如来・菩薩像計12躰  ほか
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※無料と断ったものには数に限りがあります。またそれ以外は授与料等が必要です。

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