京都駅から高雄神護寺へのアクセスですが、鉄道で行くことはできませんので公共交通機関としてはバスを利用するしか方法はありません。

幸いにも京都駅から最寄りバス停までは乗り換えなしに直行するバスが運行されていますので、まだアクセス的には便利なほうだといえるかもしれません。

JR西日本バス

乗車するバスはJR西日本バスで、高雄・京北線に乗ります。乗り場は京都駅の烏丸口ですから、南北に出口のある京都駅の北側となります。南側の京都駅八条口ではありませんから注意しましょう。

また、京都駅烏丸口は一大バスターミナルとなっており、JRバスの他にも市バスが多数乗り入れています。乗り間違いのないように注意しましょう。ダイヤ的にはほぼ30分に1本で、毎時0分と30分発が基本ですから分かりやすくなっています。

高雄神護寺までのバス料金

目的地まではかなりの距離がありますが、これは高速バスではなくあくまでも路線バスですので途中頻繁に停留所があります。降りるバス停は山城高雄で、所要時間としては約50分、停留所の数としては出発の京都駅烏丸口を1番目と数えて42番目となります。料金は520円です。路線バスにしてはかなり長時間、長距離とはなりますが、先ほども書いたように途中の乗り換えなどはないのですから便利なことは間違いありません。

乗り過ごしに注意!!

一方で、これだけ乗ることになると、乗り過ごしが気になるかもしれません。もちろんバスの運転手に確認するのが最も確実ではあるのですが、わざわざそこまでするほどではという人は、停留所の名前に注目しておきましょう。降りるバス停よりも手前に高雄と名の付くバス停が2つほどありますので、その名前にさえ注目しておけば乗り過ごしてしまうようなことはまずないでしょう。

ただ、目的地の神護寺は最寄りのバス停からすぐという訳ではありません。徒歩で20分くらいはかかります。バス停からはバスの走ってきた道を離れ、西方向に歩くことになります。途中で清滝川を渡りますが、山道ですから道は真っ直ぐではなくかなり曲がりくねっています。

タクシーは簡単に拾えないので注意

なお、山道、階段などを歩くのが厳しい人向けには、一応は車でも通れるような道が通じてはいますが、バス停からは相当に遠回りになります。ある程度平坦な道であることを考慮しても、20分ではなくその2倍の40分はかかると見積もっておいたほうがよいかもしれません。もちろんタクシーという手はありますが、街中のように常にタクシーが簡単に拾えるとは限らないことにも注意する必要があります。

【まとめ】京都駅から高雄神護寺へのアクセス

なお、乗り換えがあってもよいから、できるだけバスに乗る時間は短くしたい、行けるところまでで良いから鉄道で行くことはできないかという人もいるかもしれません。あまりバス乗車時間の短縮にはならないのですが、まだまともな手段としては、京都駅から地下鉄烏丸線に乗り、四条駅まで行く手があります。四条駅からは今度は市バスの8号系統に乗ることになります。四条駅からのバスの乗車時間としてはだいたい45分程度ですから京都駅から乗るのとあまり変わらないのですが、京都駅からのアクセスの一つの手ではあるでしょう。