■1日
亥子祭 護王神社
和気清麻呂を護ったという猪の伝説にちなんで初亥の日に行われる「亥子祭」。荘重典雅な平安朝の古儀に則って行われる厄払い神事です。
■3日
曲水の宴 城南宮
源氏物語に出てくる草花の殆どすべてを見ることが出来るという「楽水苑」で行われます。平安貴族の優雅な遊びを再現した様を間近でご覧いただけます。 小川の流れに羽觴(うしょう)を浮かべ、それが目の前に流れ着くまでに歌を詠み終える平安貴族の典雅な遊びを再現するものです。
狸谷山不動尊秋まつり 狸谷山不動院
山伏による景気回復大護摩祈願が行われます。先着1000名様に「力だんご」の授与も。
■5日~15日
十日十夜別時念仏会 真如堂
お十夜(おじゅうや)と呼ばれています。十日十夜の間、不断念仏を唱えて別時の念仏を修し、阿弥陀様に感謝し極楽往生を願う行事です。15日には年に一度の、本尊阿弥陀如来のご開帳があります。
■13日
空也開山忌 空也堂(極楽院)
空也上人を偲んで法要が行われ歓喜踊躍念仏(かんぎゆやくねんぶつ)。献茶式や歓喜踊躍念仏の後に、重要無形民俗文化財の千本六斎念仏が奉納されます。
■14日
うるし祭 虚空蔵法輪寺
日本の伝統的工芸品である漆、漆器の製造法は、本尊虚空蔵菩薩が伝授したと言い伝えられており、全国の漆業者が法輪寺に参拝し、感謝の法要が執り行われます。狂言の奉納も行われます。
■15日
法住寺大護摩供 法住寺
山伏問答が行われたり、天狗を先頭に赤・青・黒3匹の鬼が松明・剣・まさかりを持ち、護摩のまわりを踊り歩くという、珍しくも楽しい行事です。あの忠臣蔵の大石良雄も仇討ち成就の祈願を行ったいわれています。
■21日~28日
報恩講 東本願寺
真宗大谷派の開祖、親鸞聖人の恩を偲ぶ法要で、宗門あげての年間最大の行事です。「坂東曲」(ばんどうぶし)が勤められることでも有名です。
■23日
筆供養 東福寺塔頭 正覚庵
江戸時代後期に築かれた筆塚があり、筆の寺とも呼ばれています。筆塚に奉納された古筆の労に感謝して供養し、青竹の先を布で覆い墨をふくませた筆神輿をおしたて、山内を練り歩きます。
数珠供養 赤山禅院
千日回峰行大行満大阿闍梨祈祷の大数珠をくぐり、全国から寄せられた数珠が次々と焚き上げられ供養されます。お参りの1000名様に腕輪念珠無料授与。
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■秋の特別公開、特別展
平岡八幡宮 9月16日~11月30日
【花の天井 特別拝観】
本殿内の天井に描かれた44種の花の絵は「花の天井」として有名です。 (10月2日・9日・10日は拝観不可です。)
真如院 10月29日~11月3日
【庭園の特別公開】
織田信長・足利義昭旧跡の鱗石を並べた独特の枯山水庭園です。
銀閣寺 10月1日~12月4日
【東山文化の原点 国宝東求堂】
室町幕府八代将軍足利義政公により造営された銀閣寺。茶、花、香の原点となった国宝東求堂同仁斎を公開。
長楽寺 10月20日~11月30日
【秋の特別公開】
遊行上人ゆかりの秘宝を公開します。
高台寺 10月21日~12月4日
【秋の特別拝観】
秀吉の妻、北の政所ねね創建の高台寺。華麗な蒔絵は「高台寺蒔絵」として特に有名。見どころも多数。
圓徳院 10月21日~12月4日
【秋の特別展】
長谷川等伯の襖絵をはじめ、みごとな庭園もゆっくりと鑑賞。
東福寺 10月29日~12月4日
【看楓特別拝観】
特別期間中は公開時間を30分早めて8時30分より、通天橋・普門院庭園、方丈庭園が拝観できます。
瑠璃光院 10月1日~12月10日 10時~16時30分(受付終了)
【秋の特別拝観】
八瀬の豊かな自然の中の数寄屋造りの建物や、三つの名庭(瑠璃の庭・臥龍の庭・山露路の庭)の特別公開。本坊(岐阜)の屏風や掛軸の特別展示もあります。
宝厳院 9月中旬~12月中旬(予定)
【洛西の名園特別公開】
名跡「獅子吼の庭」は、江戸時代の「都林泉名勝図会」に紹介された、洛西の名園中の名園です。
大覚寺 10月1日~12月4日
【特別名宝展 旧嵯峨御所 大覚寺の名宝】
重要文化財を含む旧嵯峨御所大覚寺所蔵の寺宝「五大明王像」はじめ、狩野派の障壁画などを展観。
仁和寺 10月1日~11月23日
【霊宝館秋季名宝展】
阿弥陀三尊像(国宝)などの寺宝を多数展示予定。
清涼寺 10月1日~11月30日
【霊宝館 秋期特別公開】
本尊釈迦如来像胎内納品(国宝)、阿弥陀三尊像(国宝)ほか。
東寺・宝物 9月20日~11月25日
【宝物館秋期特別展】
日頃公開しない数多くの寺宝、国宝、重文のなかからよりすぐって公開されます。
醍醐寺 10月上旬~12月初旬(予定)
【醍醐寺霊宝館】
醍醐寺の寺宝、伝承文化財は、約15万点にもおよび。古代、中世以来の貴重な宝物が静かに安置され、その一部が公開されます。
第47回京都非公開文化財特別公開平成23年10月23日(日)~11月7日(日)
【京都古文化保存協会主催】
除外日や拝観時間、拝観料等、詳しくは同協会のホームページをご覧ください。

昭和40年にはじまった、文化財愛護の普及啓発事業です。文化財を公開することにより、市民あるいは広く国民的な活用に資し、 それに基づいて文化財愛護の関心を高めるという趣旨のもと、春・秋の年2回開催しております。
「文化財保護強調月間」並びに「文化財保護強調週間」に協賛する事業で、 全国各地から拝観者が訪れる京都の恒例行事となっています。 ふだん非公開の神社仏閣の建築物、庭園、寺宝等の貴重な文化財が公開されます。

公開されるところ … 上賀茂神社、大徳寺 方丈・法堂・唐門、真珠庵、聚光院、孤篷庵、冷泉家、浄福寺、三時知恩寺、盧山寺、清浄華院 下鴨神社、法然院、知恩院三門、得淨明院、大統院、 三十三間堂本坊、東福寺三門、東寺

※行事により期間内でも拝観できない場合があります。必ず事前にご確認ください。

■秋のライトアップ
妙心寺塔頭 東林院 10月7日~16日
沙羅の樹で有名な東林院の夜間特別拝観です。ライトアップというよりは、300本のろうそくが灯る中、白砂や苔むす庭をほのかに浮かび上がらせる幻想的で落ち着いた夜間拝観です。
高台寺 10月21日~12月4日
境内、紅葉とあいまって幽玄の美をほのかに浮かび上がらせ、さながら蒔絵のよう、ライトアップされた境内の紅葉、池の水が彩なす景色は、幽玄という言葉がぴったりとくるすばらしさです。
圓徳院 10月21日~12月4日
禅院ならではの奥行きのある庭園が一層幽玄の趣を増して魅了し、幽玄の世界に誘います。
青蓮院 10月29日~12月4日
相阿弥作の池泉回遊式庭園、小堀遠州作の「霧島の庭」が夜の光の中に浮かび上がり、紅葉の揺らめきと共に不思議な世界に誘ってくれます。
将軍塚 大日堂庭園・展望台 10月29日~12月4日
京都市内の夜景を眼下に一望出来ます。広々とした庭園、紅葉がライトアップされる中で闇にうかぶ京の秋の夜をご堪能ください。

※主催者の都合により予定・内容が変更される場合がありますので、事前にご確認をお願いいたします。

 

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