出張で京都に来たときや、バスや新幹線の時間まで少し時間が余ったとき京都駅より徒歩15分のどの場所にある世界文化遺産お東寺を散歩するのがオススメです。京都のシンボルとしてご存知の方も多いですが以外にも足を運んだ人はすくないのではないでしょうか。京都観光といえば祇園・清水、金閣寺、嵐山、伏見稲荷大社など有名な人気スポットがありますが、それらに負けない魅力が東寺にはあります。

京都のシンボル東寺五重塔

木造建築でも大きな五重塔は京都のシンボルとして京都市民に愛されています。

京都でよく目にする五重塔の写真は八坂の塔と言って、清水寺の近くにあるのですが東寺五重塔は迫力が違います。京都駅から大阪駅に向かう途中、新幹線から東寺五重塔を見ることができます。これを見ると京都に帰って来たのだなと実感できるので、京都市民の心のシンボルとでも言うのでしょうか、これを見ると安心しますね。

京都駅より徒歩15分

東寺へのアクセスは京都駅より徒歩で15分、近鉄電車で「東寺駅」下車で徒歩5分ほど。結局は近鉄電車を利用しても歩かないといけませんし、バスを利用しても徒歩のほうが早く目的地に着いてしまいます。あと、タクシーですと5分ほどで800円前後で行けますので、グループ4人であればタクシーに乗るのが早く行ける方法ではないでしょうか。

京都温泉

温泉地としてイメージあまりない京都。
あまり知られていない温泉を紹介、その名も「京都温泉」です。
京都駅の烏丸中央西口から歩いて5分ほどに温泉があるなんて信じられませんでしたが、自家源泉の天然温泉を満喫できます。
しかも、あまり知られていないせいか、人も少なめで穴場的スポットとう感じもしました。
日帰り温泉もあるのですが、こちらは食事がセットになったプランで、入浴のみはないようです。

朝散歩

京都では国内外からの観光客が人気観光スポットに押し押せて、地域住民に騒音やゴミ問題で迷惑をかけるオーバーツーリズムが問題となっています。行政でもこの観光客を分散させて混雑を緩和させることを目標として対策を行っている途中なのですが、その中でも一つの対策として上がっているのが朝散歩です。観光客を時間で分散させて混雑を緩和させるという方法です。寺社仏閣の開門は朝早く、この東寺はなんと5時から開門しているので朝散歩に最適です。日中は多くの観光客で賑わっていますが、朝の東寺境内は地元住人が散歩している姿を少し見るだけで、人も少なく朝の爽やかな空気を味わうことができます。緑も多いので目にも優しく心をリフレッシュさせてくれます。心を癒やす京都の旅の思い出としてのこることでしょう。体内のリズムをリセットして仕事にも頑張れることでしょう。

弘法市

祖師空海の月命日である毎月21日に行われる「弘法市」は多数の店が出店し多くの人で賑わいます。骨董品や食べ物、植木などたくさんのお店があり、掘出し物が見つかるかもしれません。ぜひ一度行かれてはいかがでしょうか。

また、毎月第一日曜日には骨董と手作り品の市が開かれており、地元の人にも親しまれています。

修行大師像

東寺の南側にあるこの修業大師像は地元の人しかあまり知らない場所で観光客にはあまり知られていない穴場スポットです。弘法大師は日本で初めて学校を開校したことはあまり知られておりません。京都で学問の神様といえば北野天満宮の菅原道真公ですが、弘法大師空海は日本で初めて学校を始めたのですから、最強の学問の神様と言っても良いでしょう。学業成就御守もありますので、是非おお求めください。東寺の北側には京都でも進学校の洛南高校もあります。

ライトアップ

あまり知られていないのがライトアップ。金色に輝くように設計されたLEDは東芝ライテックがこの東寺のためだけに試行錯誤して開発したとのこと。毎日東寺五重塔と照らしている。また、春と、秋に期間限定で行われるライトアップは人気があり行列ができるほどです。水面に写ったライトアップされた東寺五重塔を撮影しに、多くの観光客やカメラマンで賑わいます。

あとがき

京都駅に近い世界文化遺産東寺は、清水寺や祇園などに比べると人も少なくゆったりと観光ができます。大人気の期間限定のライトアップは春になると枝垂れ桜とライトアップのコラボレーションが美しくオススメです。御朱印や写経体験にも多くの観光客が参加していますので、半日ゆったりと東寺で愉しめると思います。