■1・3日
湯立神事 石清水八幡宮
「石清水」から汲み上げた御神水を釜で沸かし御神前に献上。神楽女が笹の葉でこの釜の熱湯を笹の葉で振りまき、厄除け・無病息災・五穀豊穣・を祈る伝統の節分行事です。
■2・3日
節分祭 八坂神社
先斗町・宮川町、祇園甲部・祇園東の、4つの花街の芸妓・舞妓による舞踊奉納と豆まきが華やかに行われます。
強運節分会 千本ゑんま堂
厄除けこんにゃく炊きは有名。3日の夜には「ゑんま堂念仏狂言」が奉納されます。
節分会 聖護院
本尊不動明王(重文)が公開される。山伏問答など独特の作法も見られ興味深いものです。
■2~4日
節分祭 吉田神社
洛中随一の賑わいを見せる吉田神社の節分祭。平安時代から宮中で行われてきた古式ゆかしい追儺式(ついなしき/鬼やらい)や、独特の厄神祭で一年の無病息災が祈願されます。 
3日の火炉祭では、直径5m・高さ5mの火炉で返納された神札を炊きあげられ、その炎は二昼夜燃え続けるといわれています。
節分祭 壬生寺
炮烙奉納、厄除け護摩祈祷など多彩な祭事が執り行われます。また2日・3日には壬生狂言の奉納(午後1:00より8回)があり、無料で観賞することが出来ます。
■3日
節分祭 北野天満宮
茂山千五郎社中による当宮の御祭神である福の神が鬼を払う「北野追儺狂言(きたのついなきょうげん)」や、上七軒歌舞会による日本舞踊が奉納され、豆まきが行われます。
節分祭 伏見稲荷大社
朝から3回の豆まきが行われ、たいへん賑わいます。
追儺式鬼法楽 廬山寺
中国から伝来したと伝えられる鬼踊りが奉納されます。
おかめ節分祭 千本釈迦堂
茂山社中による狂言奉納が行われた後、紅白のおかめ装束の男女が福徳円満・お多福招来などの祈願を受け、一年の厄除けをします。
■8日
初午大祭 伏見稲荷大社
和銅4年(711年)2月の初午の日に稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に降臨されたと伝えられ、これにちなむお祭で、「初午詣で」「福参り」「福稲詣で」とも呼ばれ、たいへんな賑わいとなります。
針供養 虚空蔵法輪寺
和裁・手芸や芸事の上達を祈願し、使わなくなった針などの道具に感謝し供養するというもの。法要のあと甘酒の接待(志納)もあります。
新年意宴祭 世継地蔵尊上徳寺
古くから子なき人に世継を授ける霊験あらたかといわれる地蔵菩薩が安置されています。この日山伏による紫灯護摩供などが行われ、酒粕汁の接待などもあります。
■11日
七草粥 城南宮
源氏物語「若菜の巻」にちなみ、新鮮な春の七草を神前に供え、一般参拝者に七草がゆが振る舞われます。神苑「楽水苑」では春の七草を見ることが出来ます。
■11日~14日
初午大根焚き(だいこだき)法要 三千院
法要がいとなまれた後、大原で収穫された大根で「大根炊き」が行われます。京の北に位置する三千院の厳しい寒さの中で、熱々の大根をいただく、これが応えられません。
■14日
燃灯祭 上賀茂神社
平安の宮人が春を待ちこがれて若菜摘み宴遊したことを神事化したものです。神職一同が狩衣姿で、御阿礼野(みあれの)に出て、小松を引き、それに玉箒草(たまはばきそう/別名・燃灯草)を添えて神前に献る神事で、この様子をずっと付いて回って見学することができます。
■23日
五大力尊仁王会 醍醐寺
醍醐寺山頂に位置する五大堂の五菩薩(金剛吼菩薩/こんごうくぼさつ、竜王吼菩薩/りゅうおうくぼさつ、 無畏十力吼菩薩/むいじゅうりきくぼさつ、 雷電吼菩薩/らいでんくぼさつ、無量力吼菩薩/むりょうりきくぼさつ)は、五大力さんと呼ばれ、衆生済度・現世利益の霊験あらたかとされています。この日行われる「餅上げ力くらべ大会」は有名で、力自慢が巨大な餅を持ち上げて競います。男女の各優勝者にはこの巨大餅が授与されます。
■25日
梅花祭 北野天満宮
この日は祭神である菅原道真公の命日にあたり、梅をこよなく愛した道真公を偲んで祭が行われます。境内には種類、色ともに豊富な約2000本以上の梅があり、その規模は京都随一と行っても過言ではありません。

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■非公開文化財特別公開 1月8日~3月21日
大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」の放映を記念して、 名将、天下人、そして戦国の世を彩る女性たちゆかりの寺院の、普段は観ることのできない文化財が特別公開されます。
※法要等により拝観できない日時が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。
※京都市観光協会ホームページの「京の冬の旅」http://www.kyokanko.or.jp/から「非公開文化財特別公開」のページに入っていただくと、拝観不可日、拝観時間等の詳しいご案内が掲載されています。
スタンプラリーなど楽しくお得なイベントも掲載されています。
金戒光明寺 ~浅井三姉妹の三女 徳川秀忠の正室・江~
法然上人が初めて念仏道場を開いた地であり、幕末の新撰組ゆかりの地として知られる寺院。春日局が建立した「江」の供養塔があります。徳川秀忠の肖像画、織田信長の「天下布武」の朱印状など武将ゆかりの寺宝もご覧いただけます。
光雲寺 ~秀忠と江の娘・東福門院和子~
弘安3年(1280)の創建で、のちに臨済宗南禅寺派の塔頭寺院となった寺。秀忠と江の娘で後水尾天皇の中宮となった東福門院和子の尽力によって、菩提寺として再興。東福門院の木像ほかゆかりの寺宝が公開されます。
知恩院三門 ~江戸幕府二代将軍・徳川秀忠~
今年、法然上人800年大遠忌を迎える浄土宗の総本山であり、徳川将軍家の菩提所。今回特別公開の三門(国宝)は二代将軍秀忠が建立したもので世界最大級の木造の門として有名です。内部の柱や天井には極彩色の天女や飛龍が描かれています。
高台寺 ~天下人・豊臣秀吉~
豊臣秀吉の菩提を弔うため正室・北政所が建立した寺で、華やかな桃山文化を偲ばせる建物や庭園が残っています。今回は、秀吉愛用の履物、杖、陣羽織(複製)などの寺宝が特別公開されます。
高台寺圓徳院 ~秀吉の正室・北政所~
北政所ねねが亡くなるまでの19年間を過ごした地で、書院北庭(名勝)は巨石の並ぶ枯滝(かれたき)石組や築山を中心とした、桃山時代を代表する枯山水庭園です。今回は秀吉や北政所の肖像画、秀吉の出世守り本尊「三面大黒天」などが特別公開されます。
建仁寺正伝永源院 ~信長の弟・織田有楽斎~
織田信長の弟である大名茶人・織田有楽斎(おだうらくさい)が晩年建てた茶室「如庵(じょあん)」は斬新で風情ある名席として平成8年に復元されています。織田有楽斎の木像や墓、狩野山楽筆と伝えられている襖絵「蓮鷺図(れんろず)」などがご覧いただけます。
建仁寺両足院 ~戦国武将・黒田長政~
戦国武将・黒田長政が関ヶ原の合戦の際に兜(かぶと)に納めて出陣し勝利したと伝えられ、秘仏となっている毘沙門天(びしゃもんてん)像が特別御開帳されます(本邦初公開)。
大徳寺総見院 ~天下一のさきがけ・織田信長~
豊臣秀吉が建立した織田信長の菩提寺であり、信長の坐像(重文)や境内には信長ほか一族の墓があります。また、趣の異なる三席の茶室「寿安席」「香雲軒」「龐庵(ほうあん)」や、秀吉遺愛の「胡蝶侘助椿」、加藤清正が持ち帰った朝鮮石を井筒にしたという「掘り抜き井戸」などがご覧になれます。
大徳寺玉林院 ~戦国武将・片桐且元 山中鹿之助~
客殿(重文)には狩野探幽とその一門による襖絵「山水図」「竹林七賢・四愛図」が飾られ、また見事な意匠で名高い二席の茶室「蓑庵(さあん)」「霞床席(かすみどこせき)」はいずれも重文で、それぞれに異なる風情を見せています。
妙心寺麟祥院 ~徳川家光の乳母・春日局~
三代将軍家光が乳母である春日局(かすがのつぼね)の冥福を祈るために建立した妙心寺の塔頭寺院。後水尾天皇から下賜された「御霊屋(おたまや)」には小堀遠州作と伝わる春日局坐像が安置されています。また、春日局が家光より賜った色鮮やかな「百椿図屏風」も特別公開されます。
妙心寺海福院 ~戦国武将・福島正則~
福島正則が創建した妙心寺の塔頭寺院で、福島家の菩提寺。「賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い」で一番槍として戦功をあげた正則の槍や福島正則画像、陣中杯や書状などが特別展示されます。
東寺五重塔 ~江戸幕府三代将軍・徳川家光~
徳川三代将軍家光が再建した日本最高の五重塔(国宝)。特別公開の初層内部は極彩色の文様で彩られ、大日如来に見立てて心柱を守るように金剛界四仏が安置されています。
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※振る舞われるもののうち、無料と断ったものには数に限りがあります。またそれ以外は授与料等が必要です。

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